新国立美術館に『MANGA都市TOKYO』展を見に行ってきた。
◆行こうかな、どうしよっかな、と迷っていた美術館、ひとりで行ってきました。
美術館のハコで、マンガやアニメの展示ってどうなんだろうと思いつつ、見にいきましたが、想像以上に楽しかったです。
今更ながらだけれど、マンガやアニメって立派な芸術の一分野で文化なんだなと思った。生原稿や絵コンテもたくさん展示されていて、アナログ原稿のホワイトの入れ方やトーンを貼った感じなど、印刷された時の見え方とはまた違って面白かったです。
お客さんは、親子連れもいれば、カップル、ご夫婦、私みたいにひとりで来ている人もいて、バラエティに富んでいました。コロナ対策で入場者数管理(事前予約制)していて、空いている感じでも混み過ぎている感じでもなくちょうどよかった。
秋の明るい陽射しが差し込んで美しい空間でした。あちこちに置かれた椅子にのんびり座っているひとたちもいて平和な光景。
ランチは、美術館内のレストランで食べました。
2400円のコースを頼んだら、前菜がなくていきなりメインだったのでびっくりした。あとでメニューよく読んだら「コース」じゃなくて「セット」って書いてあった。もう一つ上のコースなら前菜があったみたい。前菜も食べたかったなー。次来るときは、もう一つ上のコースを頼もう。
◆帰宅後、録画していたEテレの日曜美術館見たら歌川広重の木曽海道六拾九次を特集していた。美しい風景版画で風景の”叙情詩人”と呼ばれたそうだ。
古くは鳥獣戯画からなのかもしれないけれど、江戸の浮世絵、そしてマンガ、アニメへと日本の文化は続いている。
◆ようやく、半沢直樹を見た。昨日のじゃなくてその1つ前の話。柄本明の美濃部幹事長の演技って、なんだか故野中広務を思い出させる。半分閉じたような目、口元、しゃべり方。